VaVaちゃんの曲に参加したぞ!?

あけおめです。

VaVaちゃんの曲に参加しました。よかったらチェックしてください。 summit.lnk.to

Video : https://www.youtube.com/watch?v=IXra7r5I-mI&t=78s

今日はぼくのバースの最初のいわゆる夢落ちの部分について、すこしブログに書いてみようと思い立ちました。 このような妄想のうえに僕は歌詞を書いているということを無駄に発表してみようと思ったのです。

このようなことをすると、作品の価値を下げてしまう危険があるので、あまり推奨はされないのでしょうが、 まあぼくのブログに書くぐらいたいして影響はないでしょう。

ちょっと長いかもしれませんが、以下がその妄想の内容です。



もう5、6年前のことだと思います。そのころぼくはつくばに住んでいました。歩いて行けるところにクラブがあって、月に何回かは遊びに行っていました。

たしか7月か8月のことだと思います。いつものようにクラブに遊びに行って、ある女の子と知り合って、仲良くなりました。 彼女は長い黒髪をSnoopのように三つ編みにして、2Pacのように頭にバンダナを巻いていましたが、ヒップホップはあまり詳しくないようでした。だれかのファッションを真似していただけなんだと思います。彼女はヒップホップは楽しいから好きと言っていました。ぼくはその言葉に強く好感を抱いたことを覚えています。彼女にヒップホップをレクチャーしようとするDJのおじさんを鬱陶しそうに冷たくあしらっていました。その光景はなんだか愉快でした。

彼女の名前は夏美といいました。夏美はすこしつり目の色白の美人で、ぼくははじめクールで強気な性格といった印象をもちましたが、打ち解けるとおしゃべりで、笑うと楽しそうに顔をしわくちゃにして可愛いえくぼをみせる愛嬌のある女の子でした。

ぼくたちはイベントのあと、ふたりきりですき家に行って牛丼を食べて、ぼくんちに行きました。夏美は外にいるときは底の厚い靴を履いていたので背が高く感じましたが、家に入ると背が小さくなって、妙にかわいらしく感じました。ぼくたちはふざけて一緒にシャワーをあびて子どもみたいにはしゃぎました。そのままベッドにいってベッドのうえでもはしゃぎ倒しました。ぼくは夏美の裸をみてきれいだ、と思いました。裸のぼくは夏美のバンダナで目隠しをされて、いい匂いがすると言いました。

ぼくはあまりこんな経験をしたことはなかったので夢のような心地でした。最高の気分でした。ぼくと夏美は、ぼくのベッドで裸のまま眠りました。

こんなに楽しい夜ははじめてでぼくは完全に有頂天でしたが、すこし先の未来を想像してちょっと不安になっていました。

「あのクラブで夏美に会うのは初めてだから、夏美があそこで遊びはじめたのは最近に違いない。いやしかし、まったく系統の違うイベントに出入りしていて実は以前からこのあたりで遊んでいたのかもしれない。今日はだれかに誘われてヒップホップのイベントに来ただけで、実はいかつい取り巻きがいるのかもしれない。そいつらに脅かされたりしたらどうしよう。今日はじめて会ったぼくという男に身体をゆるすなんてなかなかのあばずれに違いない。ほかに男がいる、そうに決まってる。危険かもしれない。いやまて、しかし夏美はなんて可愛いあばずれ女なんだ。最高のビッチじゃないか。やっぱり最高だ。今日は最高の夜だ。。。」

ぼくはそんなくだらないことを考えながら眠りにつきました。

数時間後、ぼくは目を覚まし、服を着て、麦茶を飲んでベッドに座り、テレビをつけて、タバコを吸いました。

二日酔いの気だるさと、カーテンの隙間から漏れる真夏の陽射しと、すぐとなりで眠る裸の夏美は、目覚めのぼくをまた夢見心地にするのでした。

ぼくはテレビでやっていたスラムダンクの再放送をぼーっとみていました。スラムダンクにとくべつな思い入れはありませんが、ただなんとなく、小さな音量で、ぼーっとみていたのです。この陽キャアニメは、夏をはしゃぐいまのぼくに適しているように感じたのかもしれません。

その日の放送の1話目が終わって、2話目のオープニングのころに、夏美は目を覚ましたそうです。後になってオープニングは観たと言っていたのでそうなんだと思います。

夏美はタオルケットで胸を隠して上半身を起こしました。ぼくが「おはよう」と言うと、夏美は、くしゅん、とくしゃみをしました。鼻を手で抑えようとしたため、タオルケットがずり落ちて夏美の乳房を露わにしました。タオルケットを肘で抑えようとしていましたが、それも手遅れで乳房は露わになりました。夏美は恥ずかしそうに微笑んでからすこし怒ったような表情をして、小さな声で「おはよう」と言いました。

まさにこの瞬間です。夏美が、寝て起きる前にはぼくのうえで上下左右に揺れ暴れていた乳房を、見せたり隠したりすることで、少女ように恥じらい、怒った天使のような顔で「おはよう」と言った瞬間です。 ぼくは夏美に完全に惚れていると自覚しました。

「この女を永遠に自分の女にしたい、いかなる困難があろうとも、いかなる危険が潜んでいようとも、夏美を自分の女にしなくては気が済まない、完全に徹底的に惚れたしまっている、好きだ、夏美、、、」

そんな恋するバカな勇者のような考えが、ぼくの脳みそに押し寄せてくるのでした。 一方このとき、ぼくの下半身の桜木花道も勇者と化していることに、夏美はすぐに気が付いたようです。夏美はぼくの背後から手を伸ばし、桜木を捕まえて、ぼくの耳元でもう一度、今度は挑発的に、そしてさっきよりさらに小さな声で、「おはよう」と言いました。ぼくはあわてて「クーラー弱くしようか?」などと言ったのですが、夏美は無視して試合をはじめました。

ぼくはあまりに有頂天な気分だったのか、すぐに力尽きてしまいました。すると、テレビからスラムダンクのエンディング曲「世界が終わるまでは」が流れ始めました。このとき夏美は、出会ったときのクールな顔をして、たばこに火をつけました。 ※ もちろん曲名Sekaiとかけてます。

ぼくは夏美が何を考えているのか、何を思っているのか、まったくわかりませんでした。その反面、夏美にはぼくの考えていること、思っていることが完全にお見通しな気がしました。 夏美にはぼくがすべてを見透かされて怯えているカスのように見えてるんじゃないか、ぼくはそんなことを考えてさらに怯えるのでした。 このときさっきのバカな勇者のような決心はぼくの心から消え失せ、 ぼくは恋の砂漠でまいごのただの間抜けになっていました。

そのあとぼくたちはイーアスつくばに向かったのですが、車の中でどうせなら阿見のアウトレットにいこうという話になりました。当時ぼくはナビのない中古のインプレッサを乗っていて、ナビをみないで向かったのですが、夏美は道を間違えることもなく無事到着したことをとても喜んで、ぼくを褒めました。それでぼくは得意になって、駐車場でいっしょにスキップをしようと言って断られました。

(おわり)



というようなお話を考えて、Sekaiの歌詞を書きました。 (ここまで読んでくれたならありがとうございます。誤字脱字あったらごめんなさい。)

名前は夏美じゃなくて星奈のほうがよかったかな。

結末を考えるのが面倒になって、Sekaiでは、
 ・夢の女は夢のなかに封印することに決めて夏美とは決別するも、何年たっても夏美の夢を見続けてしまう、そんなたわけ、
という設定、ということにしました。

歌詞の夢落ち直後の

ねぇいま何時? 時間つー概念

の部分ですが、変な時間に目が覚めて、うわー「いま何時?」という 意味ももちろんありますが、 「いま何時?」といえば、サザンの勝手にシンドバットです。 「シャイなハートにルージュの色がただ浮かぶ」です。「胸騒ぎの腰つき」です。
サザンオールスターズがデビューした1978年以降、「いま何時?」はセックスを意味する夏の季語になったのです(?)。 これはちょっと強引ですね。

歌詞についていろいろ言い出せばきりがないですが、
夢から覚めて、ちょっとインテリぶって、わからなくなって、本当に好きなもの(アイカツ!、tresure)に飛びつく、
って感じです。

ではこのへんで。

今月は、渡辺慧の「時」を読もうかな。。。