2023年NHK紅白歌合戦で歌詞が不快だった曲ランキング

2023年の紅白歌合戦は、最初から最後までのほとんどすべてをみました。

なんとなく歌詞が好きじゃないというかむしろ不快に感じる曲がいくつかあったので、 ちょっと聴き直しながらここにメモしておこうと思いました。

ただこういうネガティブなパッションのblogはやめたほうがいいですね。かっこ悪いすね。。

2023年の紅白で歌われた楽曲で、J-POP新譜っぽいものに限り、 歌詞をみながら聴き直して、歌詞が不快と感じた楽曲をランキング形式でまとめようと思います。 ぼくの主観に基づく勝手な感想です。 ぼくの理解力が乏しすぎることによる勘違いがほとんどかもしれません。

紅白とかに出る系のJ-POPが好きな方は気分が悪いと思うので読まないでくださいね。 誰か共感してくれる人がいたらうれしいですが、いないかな。。。

ランキング発表の前に、 僕は何をもって歌詞がいいとか不快とか思っているのか、すこし考えてみましたので、 そのことを書いておきたいと思います。 以下の6項目ぐらい思いつきました。 項目間に相関があったりするかもしれませんが、今日はとりあえずこれを評価項目にしようと思います。

評価項目 説明
視点・目線 聴く側を見下していないか。偉そうなことを言っていないか。
言葉選び 言葉が陳腐でないか。また逆に奇をてらいすぎてないか。
テーマ テーマが陳腐でないか。
コンシステンシー 論理的整合性。本当のところ、歌詞というものに論理的整合性は不要と思う。が、論理的につながっているような雰囲気だが、実は無関係だったり、関係がよくわからかったりするのは聴いてて疲れるし、だまされてるような気分になるし、僕は不快。
ローカリティ 局所的なことを歌っているかどうか。これは本当に僕の好み。時間的にも空間的にも局所的な歌詞がいい。逆にあまりにもグローバルなでかいことを言っている歌は、いやです。
印象に残るフレーズ 忘れることのできないような、印象的なフレーズがあるか。まあなければないで別にいい。

ここでいう、偉そうとか、陳腐とか、局所とか、印象的とか、そういうのはすべて僕が勝手に決めます。

では、ランキングの発表です。

総合ランキング アーティスト 曲名
1位 緑黄色社会 キャラクター
1位 Mrs. GREEN APPLE ダンスホール
1位 Official髭男dism Chessboard
2位 ゆず ビューティフル
3位 YOASOBI アイドル
4位 BE:FIRST Boom Boom Back
5位 あいみょん 愛の花

順位は適当です。明日には変わっているかもしれません。

各項目の評価は以下のような具合です。 A,B,C評価です。

アーティスト 曲名 視点・目線 言葉選び テーマ コンシステンシー ローカリティ 印象に残るフレーズ
緑黄色社会 キャラクター C C C C C C
Mrs. GREEN APPLE ダンスホール C C C C C C
Official髭男dism Chessboard C C C C C C
ゆず ビューティフル C C C C C C
YOASOBI アイドル C C C A C C
BE:FIRST Boom Boom Back C C C B C C
あいみょん 愛の花 B C C C C C

6位は、櫻坂46 Start Over ですが、飽きてきちゃってのせるのをやめました。

総評

1位 緑黄色社会 キャラクター

とても不快でした。完全な上から目線の歌詞だと感じました。

「誰だってneed you だってneed you」というサビがどうも嫌でした。 「誰だってneed you」の根拠を僕はこの曲の歌詞から聴き取ることはできませんでした。 根拠のない事をメロディに乗せて高らかに歌う、新興宗教ソングのように感じました。

この曲を聴いていたら、 担任の先生がクラスで孤立した子どもに向かって「誰だってneed you」とか言って、 嬉しそうに諭しているようなシーンを思い浮かべてしまいました。 厚顔無恥な教師的なキャラクターのひとが好みそうな歌詞だなと思いました。 ありがとうございました。

同率1位 Mrs. GREEN APPLE ダンスホール

紅白をみながら、いや違うと思うなあ、この世界はダンスホールではないと思うけどなあ、と思いました。

「いつだって大丈夫」その根拠がわかりませんでした。 「この世界はダンスホール」であることと「いつだって大丈夫」「結局は大丈夫」なことと何か関係があるのでしょうか。 難しくてわかりませんでした。 ありがとうございました。

同率1位 Official髭男dism Chessboard

他の1位の2曲と同様、「大たとえソング」でした。

なぜチェスボードなのか。ルールもあり、果てもあるチェスボードを、 ルールのない、果てのない人生みたいな感じでたとえるのかよくわかりませんでした。 それとも何か暗喩?みたいな感じでチェスなんでしょうか。 僕がバカすぎるのでしょうね。。。 NHK全国学校音楽コンクールの課題曲らしく、作った方のメッセージをみつけました。 https://www.nhk.or.jp/ncon/music_program/kadaikyoku_j2023.html

良い日もあれば悪い日もあるし、良い時間もあれば悪い時間もあるのが、人生ってチェスボードみたいだと、ふと思ったことがありました。 (・・・中略・・・) この曲には、さまざまな価値観の人がこの世界という馬鹿でかいチェスボードの盤上で生きているということが、ただただすばらしく、愛おしいという思いもこもっています。

人生はチェスボードみたいで、世界もチェスボードで、、、意味わからんです。 学校みたいな小さな全体主義空間みたいところで、世界がすばらしく愛おしいみたいな歌を歌うって、本当に怖いなあとか思うんですが、どうなんでしょうか。 すみません。失礼しました。 ありがとうございました。

余談

同率1位の3曲は、悪く解釈しすぎかもしれませんが、 「小さな世界で小さな幸せでも大事にしながら頑張って生きていってください。 大丈夫です。人生はゲームや演劇だし、社会はダンスホールなので! ただし選択するのはあなたです。頑張ってね!」 みたいな、ちょっと意味不明な、歌なのかなと思います。

紅白は60曲ぐらいあったようです。そのなかで最新のJ-POPは20曲ぐらいでしょうか。 そのうちの3曲が、人生や社会を、ゲームや舞台にたとえたような歌詞の曲のようです。 流行ってるのかJ-POPあるあるなのかNHKがこういう歌が好きなのか、なんだか本当に知りたくなってきました。

こういう曲って外国にもあるんですかね。日本独特なのかな。

2位 ゆず ビューティフル

これも1位の歌同様な感じですが、変なたとえがないので2位にしました。ありがとうございました。

3位 YOASOBI アイドル

「推しの子」をみてたのでこの曲は知っていました。 この曲の歌詞は、下種な手法で注目を集めようとする、一種の炎上商法みたいだなと思いました。 僕の項目にはいれませんでしたが、歌詞の「性格の良さ」が0点です。 ただ歌詞の意味はだいたいわかったのでコンシステンシーはAにしました。 性格悪い系ソングや性格悪い系アニメは怖いしさみしい気持ちになっちゃいますね。 ありがとうございました。

4位 BE:FIRST Boom Boom Back

安直にヒップホップっぽい言葉を羅列しただけのような歌詞で嫌な感じでした。 ヒップホップっぽい曲にするのであれば、 もっとラップを増やしてローカルで具体性のある歌詞がないといけないじゃないのかなあ、老人のぼくは思いました。

でもただぼくはNasのI canが好きじゃないんで、I know I can って聴いただけで、うわあやだあ、って感じで、もうそれ以降嫌いが前提になってるかもですね。 でもNasに聞かせても具体性なくてつまらん!っていうじゃないかな?知らんけど。 すみませんでした。

5位 あいみょん 愛の花

J-POP頻出ワードをきれいに並べただけのような歌詞で素敵でした。 「愛」「雲」「空」「恋」「花」「種」「言葉」「逢」「涙」「明日」「輪」「木漏れ日」「いつかあの場所」「雨」「風」「夢」などでしょうか。 ありがとうございました。

まあもう二度と紅白歌合戦はみたくないですが、なんだか逆に来年もみたくなってしまいました。ありがとうございました

2023年によく聴いた曲など

2023年によく聴いた曲などをまとめようと思います。

今年はNewJeansをよくききました。ありがとうNewJeans! ミンヒジン代表ありがとうございます!

以上!!!!

というのが真実です。 が、今日は、「NewJeans以外でよく聴いた曲など」を書こうと思います。 NewJeansのことはもう好きすぎて、何をどうやって書けばいいのかわからなくなっちゃって、おかしくなっちゃって。。。

SEVENTEEN - F*ck My Life

セブチのF*ck My Lifeはよく聴いたと思います。

BARRY WHITEのI'M GONNA LOVE YOU JUST A LITTLE BIT MORE BABY[youtube] 風のドラムブレイク、エスクプスのボーカル、早回しのサンプルのループ…ていう感じで始まるこの曲は、 このイントロからして、僕にとって、かなり衝撃的でした。

F*ck My Lifeっていう曲名もいいし、歌詞も好きでした(韓国語わからないけれど)。

이런 빌어먹을 세상 나만 혼자 바보 됐어

このくそみたいな世の中で、僕だけがバカを見る

バースの最初のミンギュが歌っているこの部分の歌詞をみて、 「そうそう、俺もそうだよ、俺もそういう気持ちになったことあるよ、俺だけがバカみたいだよな、、、ほんとによぉ、、、」 なんつって、ぼくは涙を浮かべた焼酎のショットグラスをくいっと飲んでテーブルにたたきつけたのでした(?)。

まぁ、エスクプスとかミンギュとか言っていますが、セブチのメンバーの名前は正直よく知りませんです。はい。 というか、早回しのループに大部分がネガティブっぽい内容の歌詞、根腐れローズの影響を受けている可能性あるような気がしませんか??

V - For Us

早回しつながりみたいですが、この曲もよく聴きました。 早回しのボーカルと、恋の終わりみたいな歌詞、これもですね、僕がいちばん好きなタイプのポップミュージックです。

Im in California

Im still waiting for ya

ミンヒジン代表、なぜカリフォルニアなんですか。 たとえば釜山じゃ、たとえば江原道じゃ、たとえばテキサスじゃ、たとえばデトロイトじゃだめだったのでしょうか。 なぜカリフォルニアなんでしょう。 僕はこの曲を初めて聴いたとき、そんな野暮なことを思いました。

そして、カリフォルニアという言葉から、 昔Sa-Ra Creative Partnersの誰かが、「J Dillaがカリフォルニアに来て変わったんだ、音楽を自由につくっていいってことを知ったんだよ」 みたいなことをインタビューで言っていたことをふと思い出しました(記憶違いだったらごめんなさい)。

そんなことを考えながらVのFor Usを聴いたら、 カリフォルニアが1つの中心だった、2007年とかそのくらいの頃の、J Dilla以降のビート系?とか言われていたような音楽を 思い出すのです。 なんだか懐かしいなあなんて思っていると、僕は無意識に"you are in California, im still waiting for ya"と口ずさんでいたんです。

そして、ああそうか、そういうことか、この曲はやはりカリフォルニアじゃなきゃだめなんだ、カリフォルニアじゃなきゃいけないんだ!とひとりで納得したんです。

???

さすがミンヒジン代表です。ありがとうございます。

それとこの曲はおそらく、レコードからサンプリングしました、みたいなノイズが入れられています。 賛否両論あると思いますが(いやたぶん実際、賛も否もないと思いますが)、僕は好きでした。

そしてもうひとつ、この早回しの元は誰が歌っているのか?という問題があります。

誰かがゆっくり歌ったのを早回ししてるんじゃないかなと思うんです。 単にソフトで作り上げたものじゃなくってね。

フィジカル版みたいなのがあればそれを買えばどこかに書いてあるのかもしれませんし、 ARMYのみなさんが議論したり探したりしてもう知れ渡っていることかもしれませんが、 何も知らない僕が、ちょいと勝手なことを言わせていただきますと、ジミンじゃないのかなと勘ぐっているのです。はい。

まあというかただゆっくり再生してみればわかることなのかもしれませんが。

なにはともあれ、このVのアルバムは好きでした。 Slow Dancing([By Jeans] 'V - Slow Dancing' Cover by HYEIN | NewJeans - YouTube、これはヘインさんのカバーです) についてもなんだかいろいろくっちゃべりたくなってきますけれど、やめておきます。

2023年のK-POPは早回しがひとつのちょっとしたトレンドだったのかもしれません。 박진영 (J.Y. Park) "Changed Man" M/V - YouTubeBOYNEXTDOOR (보이넥스트도어) 'ABCDLOVE' Official MV - YouTubeなどです。 ABCDLOVEはアウトロの部分にも思わせぶりサンプリングみたいなのがあります。 早回し、まぁ別にトレンドではないですかね。

HYBE贔屓・ミンヒジン信者おじさんの長い独り言て感じになっておりますが、まだ続けますね。

KISS OF LIFE - Sugercoat (NATTY solo)

KISS OF LIFEの楽曲は2023年のY2Kソングの中でも、ひとつの最高峰なんじゃないのかなーとか思います。 とくにこのsugarcoatはすごく好きでした。西海岸感がちょっとあるのが僕は好きなのかもですねえ。 Spotifyでみつけたこのプレイリストはおもしろかったです。 https://open.spotify.com/playlist/3nyDIpq6ff3QDLjUrF1Kvs?si=0b7b4cb4b57f4f7

Young Thug - From A Man

youtu.be KPOPばっかり聴いてるのもなあ、みたいな気持ちになったときは、 この曲をよく聴いた気がします。 やっぱりYoung Thug大好きですね。 まあもうヒップホップはわからないですけれど。

ヒップホップで思い出しましたけれど、Kodak Blackとジミンといろんな人の映画のやつもすごいよかったです FAST X | Angel Pt. 1 (Official Video) - NLE Choppa, Kodak Black, Jimin of BTS, JVKE, & Muni Long - YouTube

BSS - Lunch

youtu.be またセブチかよって感じですが、これは、最初きいたとき、え?Tuxedo?みたいなリアクションをしちゃいました。

セブチで思い出しましたが、アフロダンスな Fire - YouTube も衝撃的でした。

そういえば、 [MV] NewJeans _ Our Night is more beautiful than your Day(우리의 밤은 당신의 낮보다 아름답다) (MY DEMON OST Pt. 1) - YouTube もアフロっぽいパーカッションでよかったです。

IVE - I WANT

youtu.be この曲めちゃめちゃ好きです。 うわーペプシのみてー、ってなりますね。このビデオみてると。ペプシ別に好きじゃないのに。 この曲の影響で、「ペプシジェット機もらえます広告をみて、ペプシ買いまくったのにジェット機もらえなかったですドキュメンタリー」みたいなのも見ました。

IVE 아이브 'Either Way’ MV - YouTube も好きでした。

いちいち対比するのも違う気がしますが、NewJeansのZeroのビデオをみても、僕はコカコーラを飲みたいとは思いません。 ただ、いつもなぜかzeroのビデオを見終わるころには、すでにコカコーラを飲み始めている自分がいるんです(?)。

嘘ですが。。。。

TAEYANG - VIBE (feat. Jimin of BTS)

youtu.be 久しぶりにこのビデオみたらめっちゃいいですね。

TAEYANG - ‘Shoong! (feat. LISA of BLACKPINK)’ PERFORMANCE VIDEO - YouTube もめちゃめちゃ好きでした。

RM - Yun (with Erykah Badu)

youtu.be J Dillaで思い出しました。2022年の曲ですが。まるでSlum VillageのようなRMのYunも今年聴きました。 RMのラップもデトロイト感があるような、ないような、あるような?

まあそんなところですかねえ。HYBEばっかりになっちゃいましたね。

Spotifyプレイリストにもまとめてみました。

2022年、2023年(すなわちNewJeansがデビューしてから)はK-POPばっかりを聴くようになっちゃいました。 なんだかさいきんのK-POPを聴いてると、僕がいままで聴いてきた音楽を思い出したりして、本当に楽しいです。 なんていうか、僕がいままで聴いてきたいろんな音楽というか、僕の過去を肯定してもらってるような感じがして、 こんなことは人生初めてって感じで、なんだかうれしい気持ちになっちゃったりするんです。 まあただNewJeansはかわいくてとっても素敵で、それだけでも十分です幸せですみたいなえっとえっとええと、。。?_?

ではではみなさんよいお年を。

ありがとうミンヒジン代表!ありがとうNewJeans!

SUMMER SONIC 2023 (8/19 Tokyo)に行った

8月19日の土曜日にサマソニに行ったので思い出として日記を書いみようと思いました。

NewJeansをどうしても観たくて、早起きして人生初の夏フェスにいきましたが、 熱中症になってほとんどみれませんでした。

なかなかのさんざんな一日だった気がするので、日記として残しておこうかな、みたいな。 この手のブログは公開してすぐ後悔するので(ダジャレ)、 すぐ消すかもですが。

8月19日(土曜日)

朝の3時半ごろ起床。 4時20分ごろ家を出る。 近所のコンビニで一緒に行く二人と合流。 僕と妻で計4人、帰りは別々の予定なので車2台で出発。 住んでいる群馬から幕張までは車で2時間弱。 途中で休憩もしたが7時前には幕張についていたと思う。

マリンステージの1dayリストバンド引換所に行き、並ぶ。 「思ったより前のほうだな」とか、そんなことを思った気がする。 たぶん7時45分ごろに、前に詰めてくれとスタッフの人に言われ皆どんどん前に詰める。 後ろの歩道橋の重量制限があるのかなとか予想したりする。

プラスチックのフェンスで囲われたエリアに並ぶ。 おそらくここが列を抜けずにトイレに行ける最後のタイミング。 フェンスの下の20cmぐらいの隙間を通って外にでたり外から入ったりする人がたくさんいた。 拡声器でスタッフの人が走るなとか押すなとかの注意事項を言う。 変態体育教師みたいな口ぶりで鼻につく。 僕は大きなネズミがトイレの前を往復しているの楽しくみていた。

持ち物検査をしてリストバンドをつけてもらって入場。

レフト側のゲートに並ぶ。 並んですぐにポカリとかは没収するから捨てろと言われる。 このときスタッフの人たちがすごく楽しそうな雰囲気でなんか怖かった。 スタッフの方々(宗教法人サマーソニックの幹部およびその手下たち)が笑顔でバケツとゴミ袋をもって 砂糖の入った飲み物や食べ物などを捨てさせて回る。 常識なのかなんなのか知らないけれど、うちわも捨てさせられていた。 BM副社長似の小柄な男性スタッフに、塩分タブレットも没収される。 いくつかポケットに忍び込ませたけど、僕は塩分タブレットの味があまり好きじゃないし、なくっても別にいいやって感じだった。

没収させられた後もその場で待たされる。 数分後列を詰めさせられる。人口密度が上がり暑い。 このころフェス素人の僕は、 「こんなに捨てさせたりしたんだから、球場の中には何かしらの救済措置があって、むしろいまより快適なんじゃないかな~?」 なんて甘いことを考えていた。

時刻は覚えてないけどたぶん9時ごろに開場する。 10人ずつぐらい持ち物検査をして、少しずつ中に入れていく。 みんなできるだけ前に行こうと必死。 うしろにいた口の悪い女の子がお母さんの手をひっぱりながら僕を抜かしていく。 酷暑のなかミーハーイベントに来てしまったことを後悔する気持ちが大きくなるも、 このあとNewJeansを観れると思うと、そんなbadな気持ちは真夏の太陽に吸い込まれていきます(?)。 もみくちゃになりながら持ち物検査のところまで到着し、球場のなかへ入る。

ステージ中央の金属のフェンスに寄りかかれるところで観ることにする(この選択が大失敗だった)。

10時ごろ和太鼓パフォーマンスみたいなのがはじまる。 好きじゃなかった。

司会の人がでてきて、水を撒いてくれると言ったが、一向に水は撒かれない。 数分後水は撒かれたが、僕のところまでは届かなかった。 これにはかなり絶望したことを覚えているから、きっとこの時点でかなり暑かったんだと思う。 ただこのころは、なんだかいけそうな気がする~って感じだったと思う。 まあまだ太陽も低かったわけだし。

SummitのDJ陣などがでてきて、チェックみたいなことをしている。 このとき僕は楽し気なツイートをしている。

実際、ほんとうに楽しくなっていた。 ただだんだん朦朧としてきていたのか記憶があいまいな部分がある。

このころからおそらく熱中症的な症状がででフェンスを越えてでていく人が出始めた気がする。 ぼくは、ふらふらしながら前から歩いてきたひとに「フェンスのところにいるセキュリティーに言えば出してくれますよー」 とか声をかけてあげたりして、良いことをしたような気になっていた。 (だしてもらえなかった女の子ふたり組がいたけれど、あれは何だったんだろう。。。)

11時、Summit all starsのひとたちがでてきてライブがはじまる。 Summitの人たちの楽しいラップを聴いているあいだにも、 地球は自転して、太陽の高度は上がり、照りつけはどんどん厳しくなる。 どんどん人が抜けていく。 Summitのテーマソングのとき、前にいたPさんのTシャツを着た人がでていって、心配になった。

Summitが終わってあとはNewJeansを待つのみ、というところまでくる。 司会の人が、もう一度水を撒きます、改善しました、真ん中までいきます、とか言うも、 ぼくのところにはほとんど届かない。 「嘘つかないてくれよー」と思う。 ただETAとか流してくれて、すごく楽しくって、そのころは、「オレ応援ここにいるみんなより練習してきてんじゃね?」 みたいなことを思ったことを覚えている。

水が残り100mlぐらいになる。 バンドのサウンドチェックがはじまる。 うしろから「助けてー!」みたいな叫び声が何度も聞こえる。 セキュリティのひとが車いすが足りないとか無線に叫んでいる。 イカゲームのだるまさんが転んだみたいに人が次々に倒れていく(それはちょっと言いすぎ)。 ぼくの近くにいた、ホースの水が届かなかった人たちはとくに抜ける率が高かったように感じる。 (ただ感じただけで実際は違うかもだけれど)

NewJeansのみなさんがでてくる。dittoがはじまる。僕は声も出ないし手も上がらないし吐き気がする。 妻がリタイアする。 OMGがはじまる。 ステージを観てる時間よりも、地面に置いたビニール袋をにらんでる時間のが長くなっている気がする。 もうやめようと思う。

OMGがおわったときに外に出る。 フェンスと飛び越えるときに横にいた人を蹴っちゃったと思う。本当に申し訳ない。。。 (そのときぼくはなぜか視界がゼロになっていてで、足が人にあたったのかただフェンスにぶつかったのかもよくわからないんだけれど。。。)

救護室にいこうと思って同じタイミングで出たお姉さんについていく。 お姉さんは球場の外に出て水を買って消えてしまう。 ぼくは救護室を通り過ぎたことに気が付く。

凍った水を買って救護室にいきたいと近くにいたスタッフのひとに言う。 もう一度持ち物検査をして中に入れと言われる。 持ち物検査のところまで行き、持ち物検査しているスタッフの人に救護室はどこか尋ねる。 「きゅうご?え?わかりません。」って言われる。 (これは嘘っぽいけれど本当です。救護を95って数字かと思ったのかもしれません。)

中で別のスタッフの方が救護室につれてってくれて、 「どうなさったんですか?」ときかれる。 「ネネネネネ、ネッチュ、ネッシュゥウショ」みたいな返事をした気がする。

救護室の椅子に座って身体を冷やしたりした。 救護室はどんどん人が増えていった。 結局一緒に見ていた4人全員熱中症のような症状になってしまい救護室に集合した。

クーラーボックスから氷をとっていいのかと思って、氷を取りに行った。 同じ考えの人がいて、そのひとが氷を取ろうとしたらナースさんがやってこっちでやるから触るなみたいなことを言われ、彼はその場に崩れ落ちるも、 その横でナースさんは別のことをはじめてしまうというような混乱ぶりで、全員のバイタルはとれないとかなんだとか上司みたいなひとに言っていた。

NewJeansが終わってからの救護室は、多くの人が押し寄せて、本当に戦争というか災害というか、そんな雰囲気に感じた。

重篤な、けいれんして倒れているような人が入れないから、回復したら救護室からでてってくれと 何度もアナウンスがあるので、一応歩けるぐらいまでは回復した僕たちは外に出ることにした。 足の踏み場もないぐらい人がそこらじゅうで寝転んでいた。 救護室の水もなくなったらしく 「あんたにやる水はねえんだ!ごめんだけど!本当にごめん!」みたいなことを汗だくのセキュリティのおじさんが倒れてるおじさんに叫んでいた。 僕の連れのひとりは吐きまくっていた。

僕たちは車で少し寝て少し回復してからアウトレットのほうのガストにいってくっちゃっべって解散した。

(日記終わり)

ぼくのところまで散水ホースの水が届いたら熱中症にならなかったかもしれない、 ホースの水が届くところでみていたら元気だったかもしれない、 凍った水をあと5本ぐらいもっていれば、あああ、あ、ああ といろいろなたらればが頭の中に浮かんでは消えますが、 プレミアムチケットを買えばよかったです。

超メジャーなバカデカイベントなんだからいろいろ大丈夫かなとか思ってた部分があった気がします。

なんていうか、主催者側のひとは、 熱中症になるひとが続出することを開催の前から容易に想像できたはずではと思います。 シミュレーションとかしないんですかね。

むかしからフェスって行ったことないのに嫌いでしたが、行ってみて本当に嫌いだなーって感じでした。

NewJeansほどのドメジャーにガンハマリしたのは、人生初ぐらいかもしれません。 ドメジャーを好きになる場合に付随する苦悩その1:サマーソニック、という感じですかね(?)

来年はフジロックとかにいってみようかな。

2021年にみた韓国ドラマなど

今年みた韓国ドラマをランキング形式にまとめてみます。

1位 天上の花園

いちばんよかった。

2位 サイコだけど大丈夫

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ソ・イェジがとんでもなく美人だった。 どんな話だったかも忘れちゃったけれど、それだけは強く印象にのこっている。よって2位。

3位 ミセン ー未生ー

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最後まで何がおもしろいのかわからなかったけど、夢中になって最後までみた。とてもおもしろかった。

4位 ヴィンチェンツォ

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ソン・ジュンギがかっこよかった。

5位 SKYキャッスル~上流階級の妻たち~

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上流階級の妻たちがみんなきれいでよかった。ネマリマネリチキンネマリ~。。。      

 

10位ぐらいまで書きたかったけど、忘れちゃってて無理っぽいです。 思い出したものを書き並べて終わりにしようと思います。


  • 椿の花咲く頃
    おもしろかったと思う。

  • トッケビ
    おもしろかった。

  • 彼女はキレイだった
    忘れた。

  • 真心は届く
    トッケビつながりでみた。

  • 愛の不時着
    ハマグリのガソリン焼きってのを食べてみたくなった。

  • 梨泰院クラス
    まあまあよかった。

  • ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です
    暗かった気がする。

  • このエリアのクレイジーX
    みたことは覚えている。

  • 海街チャチャチャ
    シンミナのgucciがよかった気がする。

  • ナビレラ -それでも蝶は舞う-
    おもしろかった。

  • 刑務所のルールブック
    まあまあよかった。

  • Mine
    まあまあおもしろかった。

  • マイネーム: 偽りと復讐
    割と最近みたけれど、微妙だった気がする。

  • D.P.
    面白かった。短かった。

  • イカゲーム
    イカ娘のほうがおもしろいと思った。

  • 太陽の末裔
    途中までみた。

  • Sweet Home ―俺と世界の絶望―
    つまらなかった。


まだあるかもですが、こんなところですかね。

ではみなさんよいお年を☆

2020年によく聴いた曲など

あけめでです。

たぶんもう5年ぐらい書いてるぽいこのテーマのブログですが、今年も書いてみようと思います。

 

2020年は在宅勤務になって移動中に音楽を聴くこともなくなり、歳をとったのか新譜をチェックする気持ちも失ってしまい、あまり音楽を聴かない一年でした。まあ毎年そんなことを言ってますね。

 

SIMI - Duduke

ナイジェリアのシンガーSIMIさんの曲です。圧倒的幸福感。ナイジェリアの英語の優しい響き。最高です。ぼくはもうこういった優しい曲しか聴きたくないんです。この曲は本当によく聴きました。ありがとうございました。

SIMIさんはたしか僕と同い年だった気がします。たしか元ゴスペルシンガーで、、、。詳しくはWikipediaでも見てくださいな。

 

Davido - So Crazy ft. Lil Baby

これもよく聴きました。お風呂洗いながら聴く曲に認定しています。

いつもノリノリでお風呂掃除しています。

みなさんもお風呂掃除のときはこの曲をかけてみてください。

たしかDavidoがインスタで「あしたこの曲のビデオをYouTubeにあげるぜ!」みたいなteaser動画?みたいなのをあげていて「うわやべえかっけえー明日が待ちきれねえぜ~、」とか思ったんだけれど、寝て起きたら忘れちゃって、1週間後ぐらいにチェックして「思った通りだよ、かっけえ〜!いい曲だぜ~!」となりました。

 

Olakira - In My Maserati

 ナイジェリアからもう一つ。これも割と聴いたかもしれません。

もし2020年にどこかでDJする機会があったら、この曲とSicko MobbのMaseratiを嬉しそうに強引に繋いだりしたと思います。

そして、女の子とかにドン引きされたりして。

知らないおじさんに「マセラッティつなぎ面白かったですw」とか声かけられたりして。

お酒おごらってもらっちゃったりして。

そのままキスかなんかしちゃったりして。

その人はマセラッティに乗っていたりして。記念にマセラッティくれたりして。ドン引き女を引っかけちゃったりして。二人でHop in my Maseratiしちゃったりして。。。

はあー遊びに行きたくなってきました(?)。

あの頃僕は冬のシカゴの路上ダンス動画が大好きでした。

 

しかしなんで年間ベストみたいなやつって「その年のうちに」ってのが一種のしきたりみたいになってるんだろうね。

そんなの箱根駅伝最後のランナーの走ってる途中で順位を決めちゃうようなもんじゃないか?(ちょっと違うか?)

1年が完全に終わった後、つまり年が明けてから、十分な評価期間、たとえば1年程度、をとってから慎重に評価を下したほうがよくないですかね。

こういうこと書くと、「ぼくはそうしてます」「○○さんはそんな感じです!」とか言ってくるやつが登場しそうな気がして嫌になってきますね。何も言わないのがいちばんですね。ありがとうございました。

ちなみにぼくは今の気分で書いています。。。

 

Coi Leray - Slide feat. Gunna

いやーエッチですね。

2020年いちばんツボだったのはこの曲かなーって感じです。

でもこの曲なんとなく2018年ぐらいの雰囲気な気がします。

まあ新譜をそんなチェックしていないからよくわからないんですけれども。。。

 

ほかにもいろいろ聴いたかもしれないけど、忘れました。

聴いてないかな。うむ。。。

 

ではこのへんで。

 

前回のブログ書くのがなんとなく楽しかったから今年はブログをたくさん書く年にしようと思います。うそだけど。。。

 

 追記(1/30)

MOO - Musiq (Hum Along Version feat. Laila Adéle)

 引越しのときこの曲のレコードを発見してよく聴いてました。

忘れちゃいそうなのでここ貼っておこうと思います。

DJはじめたてのころ、よくかけていた気がします。

はじめてつくったミックスCDとかに入れていたような。。。

 

 

 

 

VaVaちゃんの曲に参加したぞ!?

あけおめです。

VaVaちゃんの曲に参加しました。よかったらチェックしてください。 summit.lnk.to

Video : https://www.youtube.com/watch?v=IXra7r5I-mI&t=78s

今日はぼくのバースの最初のいわゆる夢落ちの部分について、すこしブログに書いてみようと思い立ちました。 このような妄想のうえに僕は歌詞を書いているということを無駄に発表してみようと思ったのです。

このようなことをすると、作品の価値を下げてしまう危険があるので、あまり推奨はされないのでしょうが、 まあぼくのブログに書くぐらいたいして影響はないでしょう。

ちょっと長いかもしれませんが、以下がその妄想の内容です。



もう5、6年前のことだと思います。そのころぼくはつくばに住んでいました。歩いて行けるところにクラブがあって、月に何回かは遊びに行っていました。

たしか7月か8月のことだと思います。いつものようにクラブに遊びに行って、ある女の子と知り合って、仲良くなりました。 彼女は長い黒髪をSnoopのように三つ編みにして、2Pacのように頭にバンダナを巻いていましたが、ヒップホップはあまり詳しくないようでした。だれかのファッションを真似していただけなんだと思います。彼女はヒップホップは楽しいから好きと言っていました。ぼくはその言葉に強く好感を抱いたことを覚えています。彼女にヒップホップをレクチャーしようとするDJのおじさんを鬱陶しそうに冷たくあしらっていました。その光景はなんだか愉快でした。

彼女の名前は夏美といいました。夏美はすこしつり目の色白の美人で、ぼくははじめクールで強気な性格といった印象をもちましたが、打ち解けるとおしゃべりで、笑うと楽しそうに顔をしわくちゃにして可愛いえくぼをみせる愛嬌のある女の子でした。

ぼくたちはイベントのあと、ふたりきりですき家に行って牛丼を食べて、ぼくんちに行きました。夏美は外にいるときは底の厚い靴を履いていたので背が高く感じましたが、家に入ると背が小さくなって、妙にかわいらしく感じました。ぼくたちはふざけて一緒にシャワーをあびて子どもみたいにはしゃぎました。そのままベッドにいってベッドのうえでもはしゃぎ倒しました。ぼくは夏美の裸をみてきれいだ、と思いました。裸のぼくは夏美のバンダナで目隠しをされて、いい匂いがすると言いました。

ぼくはあまりこんな経験をしたことはなかったので夢のような心地でした。最高の気分でした。ぼくと夏美は、ぼくのベッドで裸のまま眠りました。

こんなに楽しい夜ははじめてでぼくは完全に有頂天でしたが、すこし先の未来を想像してちょっと不安になっていました。

「あのクラブで夏美に会うのは初めてだから、夏美があそこで遊びはじめたのは最近に違いない。いやしかし、まったく系統の違うイベントに出入りしていて実は以前からこのあたりで遊んでいたのかもしれない。今日はだれかに誘われてヒップホップのイベントに来ただけで、実はいかつい取り巻きがいるのかもしれない。そいつらに脅かされたりしたらどうしよう。今日はじめて会ったぼくという男に身体をゆるすなんてなかなかのあばずれに違いない。ほかに男がいる、そうに決まってる。危険かもしれない。いやまて、しかし夏美はなんて可愛いあばずれ女なんだ。最高のビッチじゃないか。やっぱり最高だ。今日は最高の夜だ。。。」

ぼくはそんなくだらないことを考えながら眠りにつきました。

数時間後、ぼくは目を覚まし、服を着て、麦茶を飲んでベッドに座り、テレビをつけて、タバコを吸いました。

二日酔いの気だるさと、カーテンの隙間から漏れる真夏の陽射しと、すぐとなりで眠る裸の夏美は、目覚めのぼくをまた夢見心地にするのでした。

ぼくはテレビでやっていたスラムダンクの再放送をぼーっとみていました。スラムダンクにとくべつな思い入れはありませんが、ただなんとなく、小さな音量で、ぼーっとみていたのです。この陽キャアニメは、夏をはしゃぐいまのぼくに適しているように感じたのかもしれません。

その日の放送の1話目が終わって、2話目のオープニングのころに、夏美は目を覚ましたそうです。後になってオープニングは観たと言っていたのでそうなんだと思います。

夏美はタオルケットで胸を隠して上半身を起こしました。ぼくが「おはよう」と言うと、夏美は、くしゅん、とくしゃみをしました。鼻を手で抑えようとしたため、タオルケットがずり落ちて夏美の乳房を露わにしました。タオルケットを肘で抑えようとしていましたが、それも手遅れで乳房は露わになりました。夏美は恥ずかしそうに微笑んでからすこし怒ったような表情をして、小さな声で「おはよう」と言いました。

まさにこの瞬間です。夏美が、寝て起きる前にはぼくのうえで上下左右に揺れ暴れていた乳房を、見せたり隠したりすることで、少女ように恥じらい、怒った天使のような顔で「おはよう」と言った瞬間です。 ぼくは夏美に完全に惚れていると自覚しました。

「この女を永遠に自分の女にしたい、いかなる困難があろうとも、いかなる危険が潜んでいようとも、夏美を自分の女にしなくては気が済まない、完全に徹底的に惚れたしまっている、好きだ、夏美、、、」

そんな恋するバカな勇者のような考えが、ぼくの脳みそに押し寄せてくるのでした。 一方このとき、ぼくの下半身の桜木花道も勇者と化していることに、夏美はすぐに気が付いたようです。夏美はぼくの背後から手を伸ばし、桜木を捕まえて、ぼくの耳元でもう一度、今度は挑発的に、そしてさっきよりさらに小さな声で、「おはよう」と言いました。ぼくはあわてて「クーラー弱くしようか?」などと言ったのですが、夏美は無視して試合をはじめました。

ぼくはあまりに有頂天な気分だったのか、すぐに力尽きてしまいました。すると、テレビからスラムダンクのエンディング曲「世界が終わるまでは」が流れ始めました。このとき夏美は、出会ったときのクールな顔をして、たばこに火をつけました。 ※ もちろん曲名Sekaiとかけてます。

ぼくは夏美が何を考えているのか、何を思っているのか、まったくわかりませんでした。その反面、夏美にはぼくの考えていること、思っていることが完全にお見通しな気がしました。 夏美にはぼくがすべてを見透かされて怯えているカスのように見えてるんじゃないか、ぼくはそんなことを考えてさらに怯えるのでした。 このときさっきのバカな勇者のような決心はぼくの心から消え失せ、 ぼくは恋の砂漠でまいごのただの間抜けになっていました。

そのあとぼくたちはイーアスつくばに向かったのですが、車の中でどうせなら阿見のアウトレットにいこうという話になりました。当時ぼくはナビのない中古のインプレッサを乗っていて、ナビをみないで向かったのですが、夏美は道を間違えることもなく無事到着したことをとても喜んで、ぼくを褒めました。それでぼくは得意になって、駐車場でいっしょにスキップをしようと言って断られました。

(おわり)



というようなお話を考えて、Sekaiの歌詞を書きました。 (ここまで読んでくれたならありがとうございます。誤字脱字あったらごめんなさい。)

名前は夏美じゃなくて星奈のほうがよかったかな。

結末を考えるのが面倒になって、Sekaiでは、
 ・夢の女は夢のなかに封印することに決めて夏美とは決別するも、何年たっても夏美の夢を見続けてしまう、そんなたわけ、
という設定、ということにしました。

歌詞の夢落ち直後の

ねぇいま何時? 時間つー概念

の部分ですが、変な時間に目が覚めて、うわー「いま何時?」という 意味ももちろんありますが、 「いま何時?」といえば、サザンの勝手にシンドバットです。 「シャイなハートにルージュの色がただ浮かぶ」です。「胸騒ぎの腰つき」です。
サザンオールスターズがデビューした1978年以降、「いま何時?」はセックスを意味する夏の季語になったのです(?)。 これはちょっと強引ですね。

歌詞についていろいろ言い出せばきりがないですが、
夢から覚めて、ちょっとインテリぶって、わからなくなって、本当に好きなもの(アイカツ!、tresure)に飛びつく、
って感じです。

ではこのへんで。

今月は、渡辺慧の「時」を読もうかな。。。

2019年によく聴いた曲など

書いたのが消えたりして嫌になってはてなブログに移転してみました。

 

なんとなく毎年書こうと思っている「2019年に聴いた曲など」を書いてみます。

 

とはいうものの(ここ数年はいつもそうなんだけど)2019年もたいして音楽を聴かなった。というか、もうあらゆるコンテンツに興味がなくなってしまいました。音楽も漫画も映画も、どうも熱心に追いかける気にならない。むしろ嫌悪感すら抱きかねないみたいなね。あはは。

クラブに行ったりして楽しかったりすると、やっぱりおれは音楽が大好きだ、これがなくっちゃいけない、明日から毎日新譜をチェックするぞ!曲もつくってやるぞ!なんて思ったりするのだが、次の日二日酔いが癒えるころにはもとの興味無シ男に戻ってしまうのです。まあ歳をとったってことなんですかね。夜遊びする元気ももうあまりないしね。

 

とはいえ、2019年の365日のあいだ1曲も新譜を聴かなかったわけではない。気に入った曲もないわけではない。そんな感じで数曲ここにはってみるよ。

 

 Umpa ft. Sully  - One Drop 

はい。最高ですね。アフリカのダンス関係のインスタで知った曲だと思う。Umpaってひとがどこの人かは調べた気もするけど忘れちまいました。カリブ海のほうだったかなああ。。。

 

 Runtown - International Badman Killer

曲名がとてもいいです。International Badman Killer です。「国際悪人殺し」

って感じでしょうか。歌詞の内容は調べてないので知りません。ランタウンはなにより声がいいですね。ドライな声質にウェットな歌詞。砂漠のオアシスのような声です(?)

 

 BIYA(비야) - COTAI(코타이)

 K-POPはよくチェックしてました。というのは嘘でこのブログを書くために、YouTubeの自分が高く評価した動画リストみたいなのをみていてこの曲を発見しました。1度聴いていいと思ったんだろうな、僕はこういう曲好きそうだもんな、なんて思ってここに貼ってみます。

 

 中原めいこ - ジャグラー

ほんとうによく聴いた曲はおそらくこれです。転職したてのころ通勤中によく聴いてました。偶然apple musicで見つけたのですが、ドはまりでした。なんといっても歌詞が好きです。

さよならは さよならは

あなたが言わないで

踊り疲れたら 踊り疲れたら

私から消えてあげる

「そんなこと言って本当に自分から消えてくれる女などおそらく地球には存在しない、しかしそんなことを言う面倒な女にこそ、わたしは真に魅了されてしまうのだ!」なんて人の多すぎる東京で毎日だれかれ構わず話しかけていましたね。うそだけど。

このくらいの時代の日本の曲を好きな人たちのあいだでは有名な曲なのかな。

 

Mompou: Variations On A Theme by Chopin

これは目覚ましの曲にしてたのでもっともたくさんきいた音楽でしょう。

 

 Chopin: Variations on "Là ci darem la mano", Op.2

これがとにかく好きです。

 

そんな感じで以上かな。今年は車と家と犬をかいたい。

せっかくブログ移転したのでなにかかいてみようかな。でもどうせやらねえか。

ではまた来年。